世界初演2曲とメリーウィドー・セレクション。
あと、アンコール3曲。
世界初演なので、もちろん参考演奏はない。
普段でもあまり、演奏を聴いて参考にする、
ということはあまりないので、そんなに
苦労することはないのだが、
自分の中で、全体の構成や仕組み、
テーマやその再現、楽器のバランス
等が理解できるまで時間がかかりすぎた。
それに、2曲とも、いわゆるドミソの
音楽ではないので、曲のエネルギーが違う。
当日のできが一番良かったと思う。
やはり本番は、演奏者もテンションが違う。
メリーウィドー・セレクションは
コンクールではよく聞くが、
自分では演奏したことがないので、
やってみたかった曲。
この曲の中で、どうしても
ここの場面はこういう風にやりたい、
というところがあって、そこは
徹底的に何回も練習。
コンクールでは、カットされているのか、
あるいは、あまり心に残らない箇所。
特別変わったことをしたわけではなく、
楽譜に書いてあることを忠実に
演奏したかっただけなのだが・・・
その箇所はどこなのか、
奥さんにクイズを出したら、
見事にあてられてしまった。
さすが、同じ釜の飯を食った時間が
長い伴侶である。
一人で赤面したそうな・・・
そうかなあ〜
アンコールの中では、2曲目の
ホワイトクリスマスが
懐かしい岩井直溥の編曲。
あの編曲のスタイルからすると
たぶん1970年代のもの。
前奏があり、木管のメロディが
続き、それがハーモニーで
再現される。その後、転調、
そして、リズムパターンが変えられる。
そしてまた、転調、他のリズムパターン
ダルセーニョしてコーダへ。
自分でも演奏したことがありそう。
最後は、ポニョ。
ニューサウンズバージョンなので
フジモトのテーマ(Tpソロ)がゆっくりと
唱うところから始まる。
そしてアップテンポで例のテーマへ
自然にわき上がる手拍子がきもちいい。
そして、打ち上げ。
もと第三中学校で全国大会へ出場した
I先生も駆けつけてくれた。
お髭を蓄えて、
「山内君に勝つのはこれしかないから」
とか言って・・・
お元気そうでした。
あのとき言い忘れた話。
I先生との出会いは・・・
覚えていないのだが、最初の記憶は
今では区画整理でもうなくなっている、
駅前の大町のあたりにあった、
ご実家へ遊びに行ったときののこと。
先生は、武蔵野音楽大学を卒業され
その後、喫茶店?のようなところに
2〜3年勤めていて
そのときに、その場所にたくさんの
音楽関係者が溜まっていたこと。
そのときにかけていたレコード(!)
の話。
そして、実際に聞かせていただいた、
「シンガーズ・アンリミテッド」の
「ア・カペラ」というアルバムは
忘れることができず、
レコードもCDも持っていて、
今でも愛聴盤である。
「これ、何人で唱っていると思う?」
「20人ぐらい?」
「それがねえ、たった4人なんだよ」
「え〜」
「そう、多重録音なんだ。」
驚きと感動があればいつまでも
忘れることはない。
教育も、こうありたいものだ。
「驚き、感動、発見、憧れ」
I先生いつまでもお元気で。
また、飲み会に参加してくださることを
期待している。




































