2008年6月22日日曜日

西の魔女が死んだ


 これは良かった。魔女がよかった。演じるのはサチ・パーカー、名優シャーリー・マクレーンの娘だという。まだ若いはずなのだが、メイクで素敵な老け役を演じている。

 中学生の女の子が登校拒否になる。学校へ行きたくない。それじゃあ、と言うわけで、母方のおばあちゃんの家でしばらく暮らすことになる。そこは森の中の一軒家。このおばあちゃん(魔女)が素敵。別に、ほうきにまたがったり、ものを動かしたりしてみせるわけではない。普通のおばあちゃん。このおばあちゃんと、魔女になる修行をする。それは、1.毎日、早寝早起きをすること。2.食事を三食しっかりとること。3.よく運動すること。(掃除、洗濯など家事エクササイズをする。)最後に、何でも自分で決めて、最後までやり遂げること。

 この、「まい」という子は、おばあちゃんが大好き。そして、「おばあちゃん、大好き」と彼女が言うと、おばあちゃんは決まって「アイ、ノウ」という。そう、彼女は英国人。そういう彼女が、おばあちゃんに「人間は死んだらどうなるの」と聞く。おばあちゃんは「死んだことがないから、分からない」と答える。でも、おばあちゃんが信じていることをまいに教える。死んだら、まいを怖がらせないように、でも、まいに分かるように、知らせるから・・・

 2年後、まいは死んだ西の魔女(おばあちゃん)から、あるメッセージを受け取る。これが素敵だ。

 原作があるという。まったく無知にもほどがある。こんな素敵な話を知らないなんて。そしてこんな映画が、青森のシネマディクトに行かなければ見られないというこの現実。ほとんどの弘前の映画ファンは見ないで過ごしてしまうのだろう。そのことが残念。

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