
可笑しい、面白い、笑える場面も演技も台詞もたくさんあるのだが・・・。三谷幸喜も「一番作りたかった映画が監督4作品目でやっとできた。」といっているらしいが。見た人のレビューも点数が高いのだが。
三谷作品の笑いを提供するシチュエーションが、「ラジオの時間」と同じだと思った。そしてこの、主人公がどうにもならない究極の困難に立ち向かう方法が、やけくそとも思える解決策で突き進んでいき(この状況にある時が自分で見ていていやな気分になる。)、やがてめちゃくちゃな展開になり・・・それがラジオの時間と同じだった。この状況があるから、その後笑えるのだとは思うのだが・・・この笑いの作り方がどうも気にくわない。「ザ・有頂天ホテル」の方が良かったと思った。
役者人は芸達者な人ばかり。佐藤浩市(笑えるがやや堅い・・・)、妻夫木聡(69を思い出した。)、深津絵里(知的で清純なイメージをかなぐり捨てて・・・良い)、西田敏行(アドリブを封印されたそうだが、あった方が良かったかも)、寺島進(この人は・・・好きです。こういう人がギャグを言うから面白い。)、戸田恵子(登場するたびに、メイクも衣装も髪型も色も全て違う。黒子の位置までも!)、浅野和之(この人がキーポイントです。)、小日向文世(いい味出してます。「それでも僕はやっていない」の裁判官とは大違い)、伊吹五郎(頼もしい助っ人、助さん格さんのようだった。)、綾瀬はるか(サイボーグよりいいかも)香川照之(出番は少ないが存在感抜群)。その他に懐かしい柳澤慎一など、役者もいいのだが。
そもそも「マジックアワー」という題名がとってつけたように思えてしまう。その説明が、老俳優役の柳澤慎一から語られ、それを、昔彼に憧れていた佐藤浩市が聞いて・・・という場面が最後の方にあるのだが、ちょっと空々しい。エンディングは鎌田行進曲風といえば分かる人には分かってしまうかもしれない。
ヒットもするんでしょうけど、次に期待したい。
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