2008年6月8日日曜日

つぐない


 原作はベストセラーだそうで、原題は「贖罪」。なるほど。
二人の姉妹。一人は適齢期、もう一人は13歳。もう一人、兄姉のように育てられた使用人の息子。この姉(キーラ・ナイトレイ)が身分の違いを超えて彼(ジェームス・マカヴォイ)に恋心を抱いているのだと気がついた、その日、二人の愛は、小説家を目指す多感な妹の、哀しい嘘によって引き裂かれてしまう。収監の後出兵するのだ。
 彼の帰りを待つ看護婦の姉。成長して自分の犯した罪の重さを思い知らされる妹。彼は、戦場から帰ってこられるのか、妹は罪を贖えることができるのか・・・

 ジェームス・マカヴォイは、タムナスさんが一番似合っていたかも。ラストキング・オブ・スコットランドの医師の役も、なんかしっくりこないし、未見だが予告ではペネロピも今ひとつ。あまりいい男でもないのにキーラナイトレイの相手役はちょっと無理っぽい。

 音楽は良かった。手紙や小説を書くときに使うタイプライターの音がそのまま音楽の中のリズムになっていったり、イギリスの自然描写のときの音楽が美しい。イギリス軍の浜辺での長回しもすごかった。長回しの場面には、循環呼吸の管楽器演奏を聴いているときのような息苦しさがあるものだが、この場面にはなかった。妹役の俳優は成長につれて3人出ています。最後の人は、小説家になった後の妹で、この人が味がありました。それは、なぜかというと・・・これは映画を見てのお楽しみ。ここはとっておきましょう。7点

 

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