しかし、その決定に至るまでの経過は、とても難しい時間だった。
6時の時点で、雨は降っていない。グラウンド状況も良好。ところが、Netで見る天気予報は、6時30分から80%の確率で雨。雨量は1mm程度。この時点で、運動会はやることになった。つまり、先生方や子どもたちには緊急連絡網を使っての連絡はなし。だから、先生方も、子どもたちも、普通に学校に向かっていた。ところが、こんな時に限って、見事に天気予報は当たる。雨はどんどん激しくなる。この時の判断は、子どもたちをグラウンド側の教室に入れて、つまり待機場所にして競技の時に外に出て実施する。(子どもたち用のテントがないのです。)そのための対応として、放送がグラウンドから、校内に流れるようにする、454名の子どもたちをどこの教室に入れるかの配置図を作る。先生方に渡す。職員室で先生方に周知する。
と、ここまで決まったとき、雨がさらに激しくなり、校長が教頭と教務と体育主任を呼び、外に出て雨の状況をみて判断し、「やめよう」と決定した。
その後、父母にどのように伝えるか。子どもたちは教科書を持ってきていない。何時間目目までやるか。下校時刻は何時か。火曜日(予備日)の日程は。等々を決めるのに5分。先生方に伝え、教室に行ってもらう。教科書が無くても授業はできる。いくらでも。その後、グラウンドに出した、テーブル、いす、放送用具、スピーカー、障害走の用具を片付け、テントを折りたたむ。もう、グラウンドに来て待っている父母に、一人一人お話しして、納得してもらい、職員室に帰ると、電話は鳴りっぱなし。PTAの方で、連絡網を使い連絡してくれていたが、全部とは行かず、電話はやまなかった。中にはお怒りの電話も有ったが、おおむね好意的な電話であった。
その後やや雨が弱くなったりもしたが、だんだん雨は強くなり、結果的には良い判断だと思った。他校で、決行した学校もあったようだが、途中で中止になったようだ。
運動会決定の判断はとても難しい。雨が降っている場合は、やってもやらなくても文句がくる。校長は、「曖昧な判断で申し訳なかった。教科書を持ってきていなかったのに、11時まで対応した先生方に感謝する。あまり苦情もきていない。天気には勝てない。運動会を中止にしたのは初めてだった。いい経験だった。いい勉強をした。普段の先生方の父母に対する対応のおかげである。」とお話しされた。
自分ならどうするか。判断できるだろうか。
あなたならどうする?
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