指導課の訪問があった。その打ち合わせや、話し合いで出たこと。まず、訪問日の2〜3日前、職朝で、先生方に「お客さんが来るから、子どもたちに、挨拶をしっかりするように、という指導を直前にはしないでください。」という。普段はもちろん指導しなければならないことだが、指導課長をしていた人だから、学校を訪問すれば、前の日に指導されたかどうかがすぐ分かるのだそうだ。だから、その日を自分の評価の日にしてください、ということだった。日頃の指導がきちんとできているかが、そういうときに分かるというわけだ。普通の校長は全く逆で、きちんと指導してください、という人が多い、というか、そういう校長としか出会ったことはなかった。
次に、学力テストの分析。普通は、できなかったところをチェックして、対策を立てなさい、という。ところが、うちの校長は、良かったところを見つけなさい。できが良かった問題を分析していくと、それは、先生方の授業にたどり着く、と。そしてその授業をもっともっと伸ばしていきなさい。ということだった。全く逆の発想!
今年の校長のキャッチフレーズは、「マジでいこうぜ!」この言葉自体も型破りだが、この「マジ」について説明してくれたとき、私はこういうことをやった、といって次のことを説明してくれた。それは、昨年度、学校の教育活動について父母にアンケートを採ったときのこと。校長は、アンケートに書いてある、自由記述の部分について、個人名が書いてあったり、プライベートに関するもの以外は、全部の質問一つ一つに真摯に答えたのだという。それをまとめたものは、A4用紙裏表、9ページに上る。なかには「書いても何も良くならないので、書きません。」等という、意見もあるのだが、それも無視せず、きちんと答えているのです。
全くマジです。
それから、普段の職朝でも、会議でも、暗い話、きつい話が出てくるときも当然あるのだが、最後は必ず、おちゃらけてみせる。おもしろい話をして、みんなを笑わせる。自分の考えでは、暗い、きついまま、学級にいってほしくないという配慮なのではないかと思っている。
まだ他にもあったと思うが、また折に触れて書いていきたいと思う。
1 件のコメント:
早速訪問してみました。「Fg吹ぎ」です。
ツボをついた内容で 興味深く拝読しました。虹色の雲 タムナスさん 人体の不思議展 校長先生のお話…。
私も教える者の端くれ 日々子供たちのやる気と 父母の方々の協力をどうやって引き出すか ガラにもなく心を砕いております。校長先生じゃないけど 「本気」と書いて「マジ」です!
校長先生は 生徒と先生方を信頼している と思いました。勉強も技術ということだけじゃなくて お互いの信頼やコミュニケーションなどの上に立っているなと つくづく感じているのです。ただその時だけの一面的なことではなくて 全体的だというか。何かを育てるということは 時間と手間と忍耐がいるなと 身にしみています。
ユーモアでリラックスさせる という校長先生のお話 またぜひ教えてください。勇気をいただきました。
なんてマジメに語ってみました。
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