途中休憩が入る映画は何年ぶりだろう。
いや、映画館では経験がないと思う。
DVDでも、「七人の侍」「サウンド・オブ・ミュージック」くらいか。
一つくらいは見たことがありそうだが、思い出せない。記憶違いか。
長さを感じさせない。
見る前は、2時間ドラマの延長だろう くらいに思っていたが
どうしてどうして・・・
2時間で語り尽くせる内容ではありませんでした。
山崎豊子は、本も読んだことがない。
組合活動華やかなりし頃。高度成長期ですね。
国民航空の組合活動の委員長と副委員長。
この二人が、時代の流れと共に、
一人(委員長)は外国に左遷され
海外をたらい回しにさせられる。
その家族との葛藤。
副委員長はサンフランシスコにご栄転で
会社側に取り入れられる。
それに絡んで、御巣鷹山の飛行機墜落事故を挟んで、
遺族の対応の仕方で会社側と左遷から帰ってきた
元委員長がぶつかる様子が、
細やかに描かれる。そして遺族と彼の交流。
過去と現在を交互に描き、
政治も絡み、どろどろの会社経営が浮き彫りになっていく。
これじゃ◎◎航空が怒りそうだ。
「この映画はフィクションです。実在の会社や・・・」
とテロップも流れるし、パンフレットにも書いてありますが・・・
委員長は最後にもう一度、アフリカに左遷される。
それでも彼は会社を辞めなかった。左遷された先のアフリカの
大自然の大地で彼が見た太陽。
沈まぬ太陽の太陽とは・・・彼自身のことか。
会社のことか、日本のことか。
会社と組合、いい条件を出されると、なびくのが普通の人間
自分の信念を貫き通す根っからの会社人。
もうこんな人はいないのかもしれませんね。
渡辺謙、三浦友和、石坂浩二、松雪泰子、鈴木京香の映画。
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