2009年11月6日金曜日

映画「沈まぬ太陽」

上映時間3時間22分 

途中休憩が入る映画は何年ぶりだろう。

いや、映画館では経験がないと思う。

DVDでも、「七人の侍」「サウンド・オブ・ミュージック」くらいか。

一つくらいは見たことがありそうだが、思い出せない。記憶違いか。


長さを感じさせない。

見る前は、2時間ドラマの延長だろう くらいに思っていたが

どうしてどうして・・・

2時間で語り尽くせる内容ではありませんでした。


山崎豊子は、本も読んだことがない。


組合活動華やかなりし頃。高度成長期ですね。

国民航空の組合活動の委員長と副委員長。

この二人が、時代の流れと共に、

一人(委員長)は外国に左遷され

海外をたらい回しにさせられる。

その家族との葛藤。

副委員長はサンフランシスコにご栄転で

会社側に取り入れられる。


それに絡んで、御巣鷹山の飛行機墜落事故を挟んで、

遺族の対応の仕方で会社側と左遷から帰ってきた

元委員長がぶつかる様子が、

細やかに描かれる。そして遺族と彼の交流。

過去と現在を交互に描き、

政治も絡み、どろどろの会社経営が浮き彫りになっていく。


これじゃ◎◎航空が怒りそうだ。

「この映画はフィクションです。実在の会社や・・・」

とテロップも流れるし、パンフレットにも書いてありますが・・・



委員長は最後にもう一度、アフリカに左遷される。

それでも彼は会社を辞めなかった。左遷された先のアフリカの

大自然の大地で彼が見た太陽。


沈まぬ太陽の太陽とは・・・彼自身のことか。

会社のことか、日本のことか。




会社と組合、いい条件を出されると、なびくのが普通の人間

自分の信念を貫き通す根っからの会社人。

もうこんな人はいないのかもしれませんね。

渡辺謙、三浦友和、石坂浩二、松雪泰子、鈴木京香の映画。





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