松本清張生誕百年記念映画
生誕百年!ということは、
太宰治と松本清張は同い年!
何かピンと来ない。
この前まで活躍していた松本清張
だいぶ前になくなった太宰治というイメージ
原作は読んだような、読まなかったような・・・
でも、映画を見ているうちに読んだような気がしてきた。
三人の女優の映画。
主要な男性はほとんど途中で死んじゃうし。
昭和30年代の景観が、「三丁目の夕日」とは
別の意味で、よく描かれていたと思う。
どうしてもこの時期の作品は「戦後」という
イメージがつきまとう。
「戦後は終わった」などと言う記事が新聞を飾っていたり、
高度成長に突き進む時代の光と影。
結婚して一週間しかたっていない、夫が
過去に赴任していた金沢で消息を絶つ。
妻である広末は、あまりにも夫の過去を知らないことに
愕然とする。
そのうち、夫が過去に、立川で警察官として働いていたこと、
風紀係をしていたこと等が分かり、当時のパンパンとの関係が
見えてくる。
金沢時代のパンパンとの関係。そして・・・
松本清張の小説によく出てくる、
過去を明かしたくないゆえの殺人。
中谷美紀がいいですね。
この人はなんでもできますね。
社長夫人、令嬢、伯爵夫人、しがない奥様、
嫌われ松子で主演女優賞も取りましたね。
優しい笑顔と端正な作りの顔が、
豹変するとき・・・
広末は、やはりだめですね。
違う女優だったらもっと、一途さとか、悲しみなどが
観客に伝わったのかもしれません。
木村多江もいい。
不幸な女をやらせたら天下一品。
昔のいしだあゆみのよう。
昨今の2時間ドラマの結末が、
断崖絶壁での告白で事件が解決するという
パターンの原型だそうです。
劇場で是非どうぞ。
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