このCDは、1987年にBeatlesのLPが
はじめてCDとして発売されたとき、
ジョージ・マーチンがマスターテープを
リミックスしたものをリマスターしている。
リミックス・・・4チャンネルや2チャンネルの
一つ一つのチャンネルをブラッシュアップし、
バランスも変える。
つまり、この時点でだいぶ変わっているのだが、
今回のリマスターの方が衝撃が大きい。
まず、一つ一つの音が、クリアになって
分離している感じなので、
空間が広く感じられる。
楽器の音はタイトになったか。
歌の後の息づかいまで聞こえる。
リマスターの担当者の弁によると、
Beatlesが出した音や声は変えない。
だから、歌い間違えや、演奏ミスはそのまま。
編集などによって変更されたところは直す。
例えば、誤ってマイクに当たった音は消す。
以前のCDで雑音を消す際に、一緒に
消えてしまった音を復活させる。
音圧が強すぎて歪んでいるところは直す。
等々。
でも、そういう部分はトータルでも5分程度だという。
今回リマスターのCD発売で、たくさんの関連本が出ているが
新しく入手した小ネタ。
Beatlesのネーミングについて。
カブトムシ:Beetleをもじったというのが通説だが
それに加えて、Beat lose というのもあるという。
これは当時の並み居る他のバンドを、たたきのめす。
叩いて負け犬にする
トップに立つ、くらいの意味もあったとか。
言葉遊びが好きなジョンらしい発想。
そして、イギリスでは、カブトムシは
害虫で嫌われ者だというのは初めて知った。
つっぱったアウトローで行きたかったのでしょう。
ラバーソウルの中では、
個人的に直せないかと思っている点は
3曲目の「ユー・ウォント・シー・ミー」
この曲をよく聴いて欲しい。
あまり誰も指摘していないのですが、
演奏の乗りが途中でだれるのです。
カウベルでリズムを刻んでいるのですが、
この乗りも悪い。
曲自体は好きなので、LPの頃から
どうしたんだろうと思っています。
ストロベリー・フィールズでテープの回転を
だんだん速くして、半音転調させちゃうぐらいのことを
当時やったわけですから、できないことはないと思うのですが。
白眉は1曲目の「ドライブ・マイカー」でしょうかね。
出だしのリンゴのドラムがこんなにステキだとは思いませんでした。
「ノルウェーの森」も「ガール」も「ミッシェル」もステキ
そして大好きな「イン・マイ・ライフ」
この曲の間奏のピアノソロが好きで、
高校生の頃、先輩に頼んで、楽譜に起こして欲しいと
頼んだのですが無理でした。
録音秘話では、ジョージマーチンがこのテンポだと
できないので、1/2のテンポで演奏し、それを
倍のテンポで再生したのだとか。
この音もクリアになっています。
LP時代の耳がまだ残っているので、
曲順やA面の終わりの曲、B面の初めの曲という
感覚がまだある。
なので、LPをCDにする際は、こういう
コンセプトアルバムなら、なおのこと、
曲間のことも考えて欲しいなあと思った。
LPとCDではアルバム作成のコンセプトも違ってくるのですね。
当たり前ですが。
どちらでも、最初の曲と最後の曲というのは色々考えるでしょう。
でも、LPの場合はA面の最後の曲。B面の最初の曲、
そして大団円を迎える曲は、等と考えるのではないでしょうか。
まんだ、いだわしくて、聞いていない
サージェントペパーでは、それが解消されているという。
前のCD化の時は、曲間が開いてしまっていた。
このアルバムは、わざと曲間を詰めてあるところが
たくさんあるのに、それがきれいに開いてしまっていた。
それが元通りになり、A面とB面の間はちょっと開けてあるという。
そうこなくっちゃ。
iPodに入れるとコンピレーションアルバムとしても
曲間はちょっと開いてしまいますね。
毎日ムフムフして聞いています。
今夜はどのアルバムかな・・・
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