2009年7月10日金曜日

愛を読むひと

原題は The Reader

前半と後半では、まるで違う映画の様相を呈する。

当然関連はあるのですが。

ドイツの話。

前半は「個人教授」のような内容。

若い男の子(15才)が、

年上のお姉様に手ほどきを受け、男になる。

その際に、彼女は、いろいろな本を読んで

聞かせることを彼にお願いする。

これが「愛を読むひと」なのですね。

この関係がちょっとした、行き違いから

破綻し、二人の関係はそこで終わる。



ところが、後半この男の子が、法学生になって、

裁判を傍聴する場面で、この年上の女性が

第二次世界大戦中、ナチの手先となって、

アウシュビッツ等に送る人を

決定していたことが分かる。

そのことが有罪かどうかを

判断する手段として、その文書を

彼女が書いたかどうかを筆跡鑑定で

調べようとするが、彼女は、

それを拒否し、自分がやったと

言ってしまう。

実は彼女は文盲だったのである。

つまり無実なのだが、

そのことを知られるのが恥ずかしいから

自分がやったと言ってしまう・・・

ここが、ちょっと考えさせられるところかもしれない。

恥ずかしさを受けるより刑を受けることの方がいい。

自分ならどうするか・・・

そのことを知っているのは彼しかいない。

彼はそのことを話そうとするが・・・


結局彼女は終身刑に服す。

後年、弁護士になった彼は、

彼女に、昔読んだ本をテープに録音して

刑務所に送る。それを聴いた彼女は、

元の本とテープから文字を学習して、

彼に手紙を書く。しかし彼は、返事を

出さなかった・・・


そして、出所がきまり、当てのない

彼女を気遣い、刑務所の職員が

彼に連絡を取る、そして、刑務所で

再会を果たすが・・・


この女性を演じた、ケイト・ウィンスレット

アカデミー主演女優賞を獲得しました。

皆さんも見てください。感想希望。

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