2009年6月12日金曜日

スラムドック@ミリオネア

この映画はクイズ番組のように4択から始まる。

彼がクイズに正解できたのは、

1 正解を知っていたから
2 正解を教えてもらったから
3 運が良かったから
4 運命だったから

4番はちょっと自信がありませんが

だいたいこんな感じでした。


ジャマールは、インドのムンバイに生まれ、スラム街に育つが

どうしてクイズ番組に出たのか、そして無学の彼が

どうして正解を重ねていくことができたのか。



テレビのクイズ番組で正解を重ねていく主人公と

彼の過去が交互に描写される。

主人公が子ども時代、スラム街に育ち、

兄と共にたくましく育つジャマール。

同じ境遇のラティカ(かわいい)

この3人が物語の中心。

出会い、別れ、兄弟愛、恋愛、貧困、格差


そういった過去の出来事が総て

クイズの問題とつながっていくおもしろさ。


司会者が、陥れようと、2択問題で

嘘の答えを教えるが、彼はその反対を答えて

正解してしまう。

疑問を持った司会者は彼を別室で拷問し、

正解を答えられたわけを聞こうとするが・・・


私たちは、本当の貧困やスラム街を

知らないのですね。悲惨な描写もあります。

現実もほぼこうなのでしょう。

あまりにも過酷です。

ちんけな大人の組織が、子どもたちをだまして、

観光客から金をせびらせ、それを収入源にしていたり、

郊外の劇場でオペラを鑑賞している人たちから

バックを盗んだり、

街角で歌を歌わせて、金をもらう子どもを育てるために

小さい頃から、歌が上手な子をだまして、連れて行き

歌手は盲目の方が稼ぎがイイという理由で、

目をつぶしてしまったり。



女の子の子役も、大人になった時の役の女性も、きれいな人でした。

音楽がイイ。インドの音楽。でも、今流行の感じもあって。

音響も良かった。

脚本も編集も良い。


最後のシーンは駅のホームでの群舞。

北野武の「座頭市」を思い出しました。

インドの映画はダンスシーンが多いとか。

どちらが先なのかは分かりませんが・・・


アカデミー作品賞。納得の作品です。

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