2009年2月24日火曜日

おくりびと

ずっと前から気になっていた映画。

見に行こうと思ってもなかなか

時間と場所が合わなく、行けませんでした。

それが、日本のアカデミー賞受賞

ということで、見に行ってきました。

その後、アメリカのアカデミー賞でも

外国語映画賞を受賞というわけです。


納棺師という仕事を始めて知りました。

実際の納棺師に指導を受けたという、

もっくんの所作は美しい。

静謐という感じ。


でも実際は、映画の最後の方で

もっくんの父親が亡くなったときに

葬儀屋さんがやろうとしていたように、

簡単にすませることの方が多いようです。

そして、実際に扱うのは、あんなきれいな

遺体は少ないという声もあります。

自殺者や轢死体、腐乱死体など・・・

その遺体の体を拭き、衣装を直して

化粧をしてあげる。


今日のテレビで見たところによると

この仕事の歴史は意外と浅く、

昭和29年の洞爺丸沈没事故で、

あまりにも多くの人が亡くなったので、

当時の函館の人たちが、遺体をきれいに

拭いてあげたことから始まったと

いう説もあると言うことでした。


映画は、広末以外は配役がステキ。

本木雅弘、山崎努、余貴美子、杉本哲太

峰岸徹(遺作だそうです。)、笹野高史

吉行和子・・・

仕事に対する偏見、差別。

死は生の一部であること。

親子・夫婦の愛。

もっくんのお父さんが亡くなったときに、

手にしていた丸い石。

その石が語るものは・・・


音楽の果たす役割も大きい感じがしました。

久石譲。

もっくんが、オーケストラのチェロ奏者

を首になるところから物語が始まるので、

随所に優雅なチェロの音色が響いています。


山形県の風景とも相まって、思ったより

重い感じでもなく、適度な笑いもちりばめられ、

(「しこふんじゃった」を思い出します。)

なかなか後味の良い映画でした。

見てない人は是非ご覧ください。

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