2008年10月24日金曜日

また、楽譜の風景

 今度の定期演奏会では、川村昇一郎先生の新曲と

和田薫先生の曲(2月にオーケストラバージョン

は初演されています。その吹奏楽バージョン)

を世界初演することになっています。練習段階で、

和田先生の曲はフィーナーレのファイルで届いたので、

自分でスコア、パート譜を作り印刷して練習に臨みました。

しかし最大A4までしか拡大できないので、ちょっと小さい

と思っていたら、作曲者から製本された拡大版のスコアが

届きました。


ページ割りとかが、全く同じだったのでほっとしましたが、

その大きさ、紙の質の違い、両面印刷等から受ける印象は

A4自分で印刷バージョンとはだいぶ違いました。

その大きさに、風景に圧倒され、見えてくる、

聞こえてくる音も違いました。

新しい紙の匂いも違いました。

そう。大きさは必要なのです。


音楽を聴くときも、今時のパソコン用の

スピーカーでもそれなりの音は聞こえるかも

しれませんが、本物に近い、リアルな音は

聞こえてこないのです。

大きなボリュームも必要なのです。

隣近所に気を遣い、家族に気を遣い、

小さな音でしか再生できないのでは

そのダイナミックレンジは再生できないのです。


違うようで似ていることとして、

学校も有る程度の大きさは必要だと思いました。

ぎゅうぎゅう詰めの校舎で育つ子どもと

広い校舎でのびのびと学ぶ子どもでは

自ずとその感性が違ってきて当然なのです。


「大きいことはいいことだ」という

CMが昔有りました。山本直純が気球に乗って

指揮をしながら○○のチョコレートを宣伝するもの。



楽譜(スコア)はその風景によって出てくる音の

聞こえ方が違います。

パート譜だとそうでもないのでしょうが、スコアの

見え方はその音楽に深く関わっているのです。


「楽譜の風景」 

改めてその景色に見とれてしまいました。

2008年10月17日金曜日

物を拾ってくる天才

 まんず、子どもたちは、物拾いの天才だ。

何かといっては、物を拾ってくる。

光る物が好きなようだ。

画鋲、これがベストワン。

何かからとれたネジ、釘

鉛筆、消しゴム当たり前。

そばに友だちがいても、聞きもせずに、

先生に持ってくる。

あとは、訳のわからないもの。

プラスチックのかけら、

椅子の下についているゴム

輪ゴム、女の子の髪飾り、

見たことのない物は何でも拾ってくる。

大切な物だと思うのかしらん。

あるいは何か先生とお話がしたい、

褒められたい、

コミュニケーションをとりたい?

別に何かいうでもなく、黙って差し出す子。

せいぜい、「これ・・・」

津軽弁の会話で

「か」(これ・・・)
「あ」(え?なに?)
「く」(食べる?)
「め」(おいしい?)
「け」(たべなさい)

と延々と続く会話があるが、
全くそんな感じ。

津軽人は短縮形が好きなのか?

閑話休題。


自分も昔からの宝箱のような物があって、

今でも持っているが、中を見ると

光り物だらけ。

子どもたちは、やはりピカピカした物が

好きなのだ。

そう、動物に近いのだ。

はやく「ヒト」になれよ〜。

2008年10月16日木曜日

「容疑者Xの献身」


 
 原作を読んだのは、3年ぐらい前だと思います。
直木賞受賞作品。推理小説としては、
その体をなしていない、との評価もありますが、
私は好きです。

 映画版は、合格点を差し上げます。
雪山のシーンとか必要ない場面もありましたが。
 テレビで放映されている(らしい、フジ系?)
ガリレオシーリズとかで主人公を演じている
福山雅治と柴咲コウがそのまま映画でも
登用されているそうです。

湯川の福山は、まあ許すとして、石神の堤真一は
ちょっと原作のイメージとは違いました。
まるっきりのストーカーのようにも見えてしまいます。
花岡靖子の松雪泰子もちょっと違うような・・・

原作を読んでから見るか、見てから読むか、
その作品によっても違うんでしょうが、
今回は、楽しみにしていたので、まあ、
良かったです。原作の形を変えず、エキスも残しつつ
ちょっと違うこともやってみたいという、監督や
演出家、脚本家の事を考えればよくわかるような
気がします。

 本を読んでいない人にもお勧めです。

さわやか寄席

 10月13日(月)体育の日、弘前文化会館で
「さわやか寄席」を見てきました。

朝日新聞の購読者はチラシが入ってきたので
知っているのでしょうか。あまりポスターとかは
見かけなかったのですが、毎回満席です。

だいぶ前に、立川談志の独演会。
一昨年くらいにも見ました。そのときは
アンケートの抽選に当たって
「おぼんこぼん」の色紙がもらえました。

今回は、4人。前座は名前は忘れましたが
「時そば」を演じていました。だいぶ前に
上野の鈴本演芸場で見た金馬の「時そば」が
忘れられません。話の中身も、おちも
全部わかっているのに、思わず笑ってしまう
あの話芸。金馬が「時そば」か、と聞く前は
ちょっとがっかりしたのですが、さにあらず。
酒の勢いも手伝ってか、涙が出るくらい
笑い転げました。

金馬と比べてはかわいそうですが、やはり
前座。もうすぐ真打ちになるそうで、がんばって
欲しいと思いました。

次は三笑亭夢之助、演題は忘れましたが、これも
よく聞く話。旦那が夢を見た夢の内容を教えろ、
見てない、で夫婦げんかになり、それを仲裁にきた
大家さんも、その夢を見たがる、いや、見ていない
と、旦那。事は大げさになり、町奉行に、そして
町奉行も聴きたがり、いや見ていない、それが
天狗に連れ去られ、そして天狗も見たがって・・・
という話、おちはもう想像がついてでしょうか。

その次がマギー司郎。本物は、あの種がわかる
マジックでもおもしろく笑わせてくれます。
話芸のマジックでしょうか。

とりは三遊亭小遊三。まぬけな小僧が出てくる話。
本人のキャラクターに合っているお話でした。


いつも思うのですが、落語家の話芸、勉強したいと
思います。あの間やテンポ。ついつい引き込まれて
しまいます。
会場を後にするときの顔はみんな笑顔でした。