ただ、私が書けることは、この曲を演奏してみて、あるいはスコアを見て思うことです。
指揮をした回数は、そうですねえ、3〜4回でしょうか。
速いー遅いー速いの3つの部分からなり、中間部のメロディが後半の速い部分で、再現され、速い部分のメロディ・リズムが、オブリガート的に扱われ、最後はその二つが融合し感動的な終末を迎えるという、例のよくあるあのパターンの曲です。
速い部分は6/8拍子が中心となり、途中に9/8、3/4も出てきます。
例の「付点八分音符、十六分音符、八分音符」のパターンで音楽が進んでいきます。
まさに春の猟犬。よくこのリズムは、馬の駆け足にたとえられますが、ま、犬でもいいでしょう。四つ足なので。
筆者がこだわっているところは、いつも同じ。小節線をまたぐタイ。私はこれで
グッと来るのです。
速い部分でも、中間部でも。
特に中間部のメロディは、イイですよね。く〜う。泣ける。
皆さん来ないのかなあ、或いは、こういう風には表現しないのでしょうか。
後半の盛り上がりにはティンパニを筆頭にしたパーカッション群が重要。
ま、リードの曲はいつもそうですが。
これもなかなか名演にはなりにくい曲です。
例の6/8拍子がきちんと癖がなく、進んでくれれば、ほぼ大丈夫なのですが
ここでぎくしゃくしちゃうと、最後までだめ。
真ん中のメロディは、ホルンが重要。これがうまいと、他がヘタレでも、
何とかなるが。調がいきなり転調するところもあり、この辺がスムーズに進むかどうか。
特に後半の出だしは重要。金管の皆さんがんばってね〜。
最後のたたみかけるリズムの繰り返しの後のコードの伸ばしに、
にティンパニが絡み、否が応でも盛り上がる仕組み。
さて、名演を目指し、頑張る所存で有りまする。
とにかく、この曲を好きになることです。
ああいいなあ、と思えるかどうか。
これも聞いてはいませんが、多分、演奏したことがある人は
少ないでしょう。
聞いてくれる人にはもちろんですが、
演奏者にも心に残る曲になって欲しいと思っています。
