「ぞうさん」
まど・みちお作詞/團伊玖磨作曲ぞうさん
ぞうさん
おはなが ながいのね
そうよ
かあさんも ながいのよ
ぞうさん
ぞうさん
だあれが すきなの
あのね
かあさんが すきなのよ
まど みちお 現在100歳
未だ、現役、新作構想中。
97歳の時に、この「ぞうさん」の
替え歌を作ったという。題名は「とうさん」
このひらがなだけの
簡単な言葉しか使っていない詩の
なんてステキなことか。
「ぞうさん ぞうさん」
どうして2回呼びかけているのか。
1回では気がつかなかったのか。
強調か。
親しいから、2回呼びかけたのか。
「おはながながいのね」
呼びかけたのは誰か。
呼びかけた人?動物?は
お鼻が長くないことが分かる。
どんな心情から訊いたのだろう。
ただの好奇心から訊いたのか。
多少揶揄しているのか。
興味があって訊いたのか。
それに対して彼女(たぶん)は毅然と答える。
「そうよ かあさんも ながいのよ」
「そうよ」何か誇らしげである。
そして、母さんに似たことを自慢げに
「かあさんも ながいのよ」
と答えてみせる。
このぞうさんはお母さんが大好きなのですね。
その答えが次の連に用意してありました。
「ぞうさん ぞうさん」
「だあれが すきなの」
「あのね」
ちょっぴり言葉に出して言うのは
恥ずかしいのだろうか。ひそひそ声になっているのか。
耳元でささやいているのか。
「かあさんが すきなのよ」
この詩で授業ができそうですね。
まど・みちおの詩は
よく授業で取り上げられますが、
この詩は見たことがないなあ。
誰かやってみませんか。
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