プログラムでアンサンブルコンテストの曲をみて、びっくりした。
ほとんどが、日本人の作曲者によるもの。
いや、日本人だから悪いといっているのではない。
それらが、「アンサンブルコンテストのために」書かれた曲ということである。
だから聞いたこともない曲ばかり。
つまり、時間も5分以内におさめられ、編成も今時の事情に添ったものである。
それは、少子化により、人数も減り、同じパートが5〜6人なんて揃わず、フルート1,クラ2,サックス3,パーカッション2などということになる。
そういう編成のために曲が書かれていることにびっくりしたのである。
先生方や子ども達にはとても有り難い話なのであろう。そういうニーズが沢山あるのだろう。これこれこういう編成なんですけど、なんか、良い曲はありませんかね。それじゃあ、そういう編成のためにアレンジしましょう。
アレンジ、は、まだ良かった。ちょっと前はそれもあった。
今は、曲を作ってしまうのである。
作曲者はいいでしょうね。儲けるからね。聞いたことのない作曲家がずらりと並ぶ。
売らんかな、という曲ばかり。中身はなんもないけれど。
これで全国大会なんかに行って、CDなんかになってもらえば、全国的にヒットすることになる。へっへっへ。
こんな曲の中に名曲は生まれないでしょうね。使い捨て。
アンコンのための曲。
売るための曲。
でも、まあ、モーツアルトもそうだったと言われればそれまでですがね。
指導していて、虚しいのです。
こんな曲に一生懸命になる必要ないよ、と言ってあげたいけど、そうもいかず。
今年、弘前市吹奏楽団では、ボロディン作曲の「ダッタン人の踊り」を演奏します。
いいメロディですよね。名曲は、歌い継がれる。いいメロディはずっと残っていきます。
何を言ってるんですか。今の時代、もう、いいメロディなんか生まれないんですよ。
音の組み合わせには限りがあって、出尽くしてるんです。
なんて声が聞こえてきそうだ。
いい曲って何なんだ?!
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